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夢目連

意識が戻らないながら、小康状態の主人を
身内に頼み上京し息子の元へ来ました。
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実の息子に身体を任せる腹を
決めたわけではありません。
これ以上店を閉めておくわけにもいかず、
今後のことを息子に相談しなければ
ならないからです。
主人が倒れて間もなく。
「私を抱きたい」
と息子に告白された時は驚きました。
しばらくはそのことに対して怯えて・・・・・
しばらくはそのことに対して怯えていました。
最近ではそれが負担ではなくなって
しまっていました。
息子のアパートには夜に着き、当然
帰るのは明日です。
そのことの意味を私は深く考えまいとして、
自分の気持ちの迷いを無視しました。
息子の部屋に入ってから、息子とどんな会話をしたのか
覚えていません。
彼に背後から抱きしめられ
ベッドに押し倒された時。
私は、別人格になってました。
『離して』
散々息子に抵抗していた私はベッドから逃げ、
息子を見下ろしました。
『いいわ。私を抱いて。』
私は息子の視線を浴びながら、着衣を
ゆっくりと一枚一枚と脱いでいきます。
最後の一枚も取りました。
『恐がらなくていいのよ。』
今度は息子が脅えたような表情です。
全裸になった息子の上に裸の身体を倒しました。
『あなた、震えてるの?可愛い。』
息子の口を塞ぎました。
すぐに、抱き締めた息子の分身に
力がみなぎってくるのを感じました。
『あなたの妻になるわ、私。』
私の上に乗った息子の耳元で呟きました。
それは息子にというより、別人になった
自分自身に向かっての呟きのようでした。
息子の下半身が私の膝の間に入ってきたとき、
自然に息子を握って、
その先端で自分を確かめ息子に挿入を促します。
『いいわ、来て。』
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その時。
淡い木蓮の香りが漂って部屋の中に満ちていきました。




夢目連2~蛍へ続く
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