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良恵と豪

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息子の豪は母の良恵が好きになり、思いあまって
打ち明けた。

打ち明けてからしばらくした父親が不在なある日。

「どうしてもと言うなら」
「絶対パパに秘密にすることが約束できるなら。」
執拗さに根負けして、父親が不在の夜、豪の部屋に来てくれた。
強引に実の母を誘った豪の方が
決心をかためてくれた母を見て
「しまった。」
と思った。
その気になってくれた母は、別人になったようで
ステキなのに、豪はいまだ童貞だ。
「こんなことなら他の女の子と経験しておくべきだった。」
と悔んだ。
その方が、母を上手く愛せたのに。
それほど実の母がすばらしい女性に見えた
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「母さん、俺、はじめてだから。」
「一度っきりよ。」
お互いそんな確認をして部屋を暗く、そしてお互い
それぞれ着ているものを脱いだ。
裸になった頃、暗さに目が慣れてきたから、
相手の裸姿にドキドキするのは息子の方で、
こればっかりは仕方がない。
母親の方は、自分が産んだ息子の股間にちらりと
視線を落としたが、あまりの立派さに
身体を許すことを悔やみはじめる。
その勢いは父親よりも立派で夫を裏切る罪の意識が、
今頃湧いた。
それまでは息子の性教育程度位にしか考えていなかった。
彼女に息子とのことが不貞である。
という意識が芽生えると、夫のことが頭から消えなくなる。
こんなことは出来ないと思い、肉体は硬直してしまう。
豪は裸になってから、母の様子がおかしいことに気がついた。
今の、今までトントン拍子に運んでいたのが、
いきなり分厚い壁に阻まれたような感じだ。
実際その通りなのだが、彼にはいまだに母が
躊躇しているように思えた。
結論から言うと息子が当初の想いを遂げられるのは、
翌朝の明け方で朝日が顔を出す直前だった。
延々と母を、宥めたりたり、賺かしたり或いは脅したり。
さらには懇願したりした。
母親の方は息子と言い争ったりしたあと一旦彼の部屋から
逃げ出した。
が、裸のままで豪は母を追ってきた。
夫婦の寝室にまで付いてくるとベッドに乗り、
「どうしてもダメなら、手で。」
と迫られ、しょうがなくて彼自身を握った。
また悪いことにその感触が、彼女を怖気づかせる結果に
なってしまい、寝室を出てバスルームへと逃げた。
バスルームまで息子は追いかけてくる。
この頃になると、彼はエスカレートして母をかき抱いて
口を吸おうとする。
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彼女は許さない。
彼の我慢も限界で、そろそろ切れそうになる。
「何故?」
「だってパパに悪いからね。」
「やっぱり出来ない。」
「お願いだからもう諦めて。」
傍目から見ると全裸で母と子の鬼ごっこなのだが。
こうして家中を息子は追いかけ、母は逃げ回る。
そんなに広いはずもない家の中。
午前三時頃になると出発点に戻っていた。
体力的にそろそろ母の方がダウン寸前で
肩で息をして、身体に乗りかかる彼を押し返す腕にも
力が入らない。
顔を背け息子の口から逃れるのが精一杯だった。
そしてとうとう、夫に心中で詫びる母の両腿の付け根に、
息子の頭が沈み、前後左右に揺れ動き始めてしまう。
体力もそうだが、そろそろ神経も限界に近づいていた。
意識朦朧となり彼のなり余れる場所が彼女の
なり余らざるところに狙いを付けたことも気が付かない。
そして一気に挿入されたとき押し殺した悲鳴をあげてしまう。
その後彼女は昏睡状態になった。
息子のクライマックスは夢の中での出来事のように、
ぼんやり感じていた
は母との約束の一度だけを本気で守ろうとした。
ただ、勘違いをしてしまう。
母親がいう“一回”とは
“初回だけ”
と思い込んだことだ。

母親は“行為の一回だけ”と意味で
伝えたつもりだったが彼はそう受け取らなかった。
実際には、彼はその翌日の夕方まで母の身体を
離そうとはしなかった。
行為の継続を中断すればそれで終わり。
と思い込んでいるので、交わりを続けてしまう。
途中から母は意思のない肉人形になっていた。
意思がなくなったとは言っても、何度かは息子に舌を使ったり、
口を吸われると舌を差し出したり、お風呂場で息子の見守る前で
オシッコをしたりしたのだが。
それで何度も精を出した若い豪にもそろそろ限界が来て、
勃起しても出なくなる。
精の再生サイクルが間に合わず苦痛だけが起きる。
こうして親子の初夜は悲惨な情況で終わった。
息子に比べ母の後遺症がひどかった。
まる一日24時間ぶっ通しで、精神と肉体を弄ばれ続けたので、
全身のリンパの流れが狂ったらしい。
浮腫を起こし全身がブヨブヨになる。
特に顔がひどかったので、父親は吃驚して
病院へ連れて行こうとした。

母子セックスでの最大の被害者は常に父親なので、
母と父の夫婦関係ができなくなってしまった。
息子がトラウマになり、夫が肌に触れただけで
罪の意識から受け入れることをできない。
愛してるから申し訳ないという思いが
さらに拍車をかけ
妻の肉体が拒んでしまう。
悲惨と言えば悲惨である。
誰にも助けられない。
男と女の違いと言ってしまうには、あまりにも
残酷だ。
溌剌となったのは息子だけ。
世の中が全て理解できたような気になり
青春を謳歌している。
母の身体に未練はあるが一度っきりの約束は約束だから、
母親に言い寄ったりしない。

あの日から三ヶ月が過ぎる頃。

月に一度の父親が留守の夜に母親がぼんやりした感じで
彼の部屋に入ってきた。
「なに?」
「うん。」
なにか思い悩んでる様子。
暫くすると、
「あんたにも責任あるんだから、一緒に考えて。」
そう切り出したのは母親だった。
「なにを?」
「なにって。」
そう言って母親は上目使いに息子の顔を見上げた

「夫婦関係ができなくなった。」
と母に言われて、息子ができるのは
素直に謝ることくらいしかないが、謝罪してすむ話ではない。
母の表情がそれを物語っている。
若い息子にしても母が火照りを持て余している様子が
わかる。
身体が火照っても、父親に抱かれるのはダメらしい。
その原因が自分だから考えが堂々巡りになる。
結論を得られないまま、豪は母の肩に手を回した。
じっとしてるので、肩を引き寄せてキスしてみた。
まだジッとしている。口を合わせたまま母の胸に手をあてた。
それでも、ジッとなって、目を閉じてしまっていた。

「お母さん、あの約束破ってもいいかな?」
母親は返事をせず息子自身を顕わにすると彼女の頭は
息子の股間へと降っていく。


Src
Macsho氏鵺伝説#063>より一部加筆訂正。

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