消えた月 ・・・・・由美と武
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「海が見たくなったから付き合って。」
と母親に言われ武は湘南までドライブに付き合わされた。
相模原からだから海まで一、二時間かかる。
「オヤジと行けばいいのに。」
と思ったが、めったに母に頼まれごとなどないから、
しぶしぶだが付き合った。
夕方の浜辺を散歩して、
「なにか食べて帰ろう。」
と言うことになり、鎌倉まで走った。
その帰り。
狭い道で接触事故を起して、その処理に
三時間以上かかってしまった。
父親と連絡をとろうとしたが仕事中らしく電話に出ない。
気分直しに鎌倉の海辺を歩いて、小さなスナックに入り
母はワインを飲んだ。
「どうやって帰ろうか?」
という話になり、
電車は面倒。
タクシーは高い。
歩いて帰る?
などと話をしている間に夜が更ける。
スナックの大きなガラス窓には
まるで絵画のような満月が浮かんでいた。
車を置いてきた気軽さもあるのか
母はワインのお替りを何杯もして、酔いが回ってきた
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「マスター。」
「どこか泊まれるとこある?」
と店の主に母が聞いた。
「この裏に。」
「裏ってこのお店の?」
「そうですよ、朝食はココで出してますが」
「お願いします。」
「電話しますか?」
「シャワー浴びたい。」
「あるよね?」
「温泉はありませんがちゃんと付いています。」
武は早く寝たかった。
時間は夜の12時をとっくにまわっていた。
真っ暗な家の間を通ってその突き当りが、その宿屋らしい。
玄関は普通の古い一軒家となんら変わりない。
もし、母の由美がシラフなら尻込みしそうな明らかに同伴宿だ。
ところが、すぐ裏に寝泊り場所を確保した母は、
安心したのか、スナックのマスターと意気投合したようにはしゃいで、
ワインを瓶ビンごと空け、すでに足元を酔いで振らつかせていた
二人は宿の部屋に入った。
小奇麗にはしているが、いかんせん古い。
江戸時代の建物みたいだ。
なにか不可思議な妖気が満ちている感じだ。
それはそれでムードがあると言えるかも知れない。
狭い部屋の中にでんとベッドみたいなものがある。
畳を二枚分床から持ち上げただけのものだ。
先に由美がシャワーを使った。
その間、武はベッドみたいな?な上で横になっていた。
バスタオルだけ体に巻いた母が浴室から出てきた。
寝ぼけ眼で母と擦れ違おうとしたとき、
母が何かに躓いたのか、グラリと前に倒れてくる。
思わず武は母親の身体を抱き押さえた。
バスタオルが由美の体から解けた。
母親の裸体で、一番最初に武の目に飛び込んだのが、
股間の黒い茂みだった。
それから、揺れた乳房が目に入る。
一番最後に、母と目を合わせた
前屈みに倒れたとき、由美は息子の首に両腕を回していた。
それで身体を支えたのはいいが、酔ってるとは言え、
武の首から腕を解けなくなる。
もし今、身体を離したら、息子の眼に全裸を晒さらさなければならない。
いくら実の息子でも恥ずかしくてそんなマネはできない。
何秒か、そんな想いが頭を掠めると、信じられない行動をとった。
武と口唇唇を合わせたのだ。
こうしていれば裸を見られない。
口唇を合わせて武に代わり自分が目を閉じた。
「息子も目を閉じてくれるだろう。」
と思ったが、母親に全裸で抱き付かれてキスされただけじゃなく
目を閉じぐったりとなった身体を抱き締めている武は、
頭が錯乱状態になり、そして最後には
一匹のオスに変身せざるを得なかった。
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暫く母子は抱き合って口唇を合わせ、
お互いの舌を舐めたり、吸い合ったりしていた。
武は母の細い腰に手を回し、
一方で手を母のふっくらしたお尻に当て、
その感触を味わっている。
息子に口唇を吸われながら、器用に
息子のシャツとズボンを脱がせている。
その間に、二人は実の母子から
オンナとオトコにすり替わっていた。
母子はお互いの裸体を初めて見たように感動し、
心を震わせてしまう。
武の肉体は引き締まって逞しく
股間は父親のモノより立派に膨らんでいる。
母の裸体を見た息子は、
まるでグラビア雑誌から抜け出してきたような
ボディラインだと感じる。
現実にはそんなことなどありえないのだが
思考力を失ってしまっている
抱き合ってキスしたままベッドに倒れ込み合体するまで、
この母子は比較的スムーズだった。
由美の股間はすでにほどよく濡れていたし、
息子も充分だ。
古ぼけた宿の雰囲気のせいなのか、それとも。
母子の肉体は興奮しているが、意外に精神は醒めていた。
合体した後も、随分と長い時間、
二人はフレンチキスをつづけていた。
「スキンなんて持ってないよね?」
口唇を離した母は微笑を見せながら
息子に聞いた。
「え?」
唐突にそんなことを言われ
母の膣に埋まったものが跳ね上がる。
「危ないんだったら抜こうか?」
「別にいいわ。」
「こ の ま ま 。」
そして又ふたりは甘い舌をしゃぶり合った
接触事故を起した鎌倉の宿で、三度までは
母の中で果てた記憶がある。
でもそれはあやふやだ。
翌日の夕方母子は自宅に戻ったので
実際はもっと愛し合ったのかも
知れない。
月が変わった。
母子は又ドライブを兼ねて鎌倉に来た。
ふたりは必死になって、あの洒落たスナックと
古宿を探したが見つからない。
その後も手を尽くして訪ね歩き、
地図を引っ張り出し、町の誰に聞いても、
そんな店も宿も存在しなかった。
鵺伝説#037
気分直しに鎌倉の海辺を歩いて、小さなスナックに入り
母はワインを飲んだ。
「どうやって帰ろうか?」
という話になり、
電車は面倒。
タクシーは高い。
歩いて帰る?
などと話をしている間に夜が更ける。
スナックの大きなガラス窓には
まるで絵画のような満月が浮かんでいた。
車を置いてきた気軽さもあるのか
母はワインのお替りを何杯もして、酔いが回ってきた

「マスター。」
「どこか泊まれるとこある?」
と店の主に母が聞いた。
「この裏に。」
「裏ってこのお店の?」
「そうですよ、朝食はココで出してますが」
「お願いします。」
「電話しますか?」
「シャワー浴びたい。」
「あるよね?」
「温泉はありませんがちゃんと付いています。」
武は早く寝たかった。
時間は夜の12時をとっくにまわっていた。
真っ暗な家の間を通ってその突き当りが、その宿屋らしい。
玄関は普通の古い一軒家となんら変わりない。
もし、母の由美がシラフなら尻込みしそうな明らかに同伴宿だ。
ところが、すぐ裏に寝泊り場所を確保した母は、
安心したのか、スナックのマスターと意気投合したようにはしゃいで、
ワインを瓶ビンごと空け、すでに足元を酔いで振らつかせていた
二人は宿の部屋に入った。
小奇麗にはしているが、いかんせん古い。
江戸時代の建物みたいだ。
なにか不可思議な妖気が満ちている感じだ。
それはそれでムードがあると言えるかも知れない。
狭い部屋の中にでんとベッドみたいなものがある。
畳を二枚分床から持ち上げただけのものだ。
先に由美がシャワーを使った。
その間、武はベッドみたいな?な上で横になっていた。
バスタオルだけ体に巻いた母が浴室から出てきた。
寝ぼけ眼で母と擦れ違おうとしたとき、
母が何かに躓いたのか、グラリと前に倒れてくる。
思わず武は母親の身体を抱き押さえた。
バスタオルが由美の体から解けた。
母親の裸体で、一番最初に武の目に飛び込んだのが、
股間の黒い茂みだった。
それから、揺れた乳房が目に入る。
一番最後に、母と目を合わせた
前屈みに倒れたとき、由美は息子の首に両腕を回していた。
それで身体を支えたのはいいが、酔ってるとは言え、
武の首から腕を解けなくなる。
もし今、身体を離したら、息子の眼に全裸を晒さらさなければならない。
いくら実の息子でも恥ずかしくてそんなマネはできない。
何秒か、そんな想いが頭を掠めると、信じられない行動をとった。
武と口唇唇を合わせたのだ。
こうしていれば裸を見られない。
口唇を合わせて武に代わり自分が目を閉じた。
「息子も目を閉じてくれるだろう。」
と思ったが、母親に全裸で抱き付かれてキスされただけじゃなく
目を閉じぐったりとなった身体を抱き締めている武は、
頭が錯乱状態になり、そして最後には
一匹のオスに変身せざるを得なかった。

暫く母子は抱き合って口唇を合わせ、
お互いの舌を舐めたり、吸い合ったりしていた。
武は母の細い腰に手を回し、
一方で手を母のふっくらしたお尻に当て、
その感触を味わっている。
息子に口唇を吸われながら、器用に
息子のシャツとズボンを脱がせている。
その間に、二人は実の母子から
オンナとオトコにすり替わっていた。
母子はお互いの裸体を初めて見たように感動し、
心を震わせてしまう。
武の肉体は引き締まって逞しく
股間は父親のモノより立派に膨らんでいる。
母の裸体を見た息子は、
まるでグラビア雑誌から抜け出してきたような
ボディラインだと感じる。
現実にはそんなことなどありえないのだが
思考力を失ってしまっている
抱き合ってキスしたままベッドに倒れ込み合体するまで、
この母子は比較的スムーズだった。
由美の股間はすでにほどよく濡れていたし、
息子も充分だ。
古ぼけた宿の雰囲気のせいなのか、それとも。
母子の肉体は興奮しているが、意外に精神は醒めていた。
合体した後も、随分と長い時間、
二人はフレンチキスをつづけていた。
「スキンなんて持ってないよね?」
口唇を離した母は微笑を見せながら
息子に聞いた。
「え?」
唐突にそんなことを言われ
母の膣に埋まったものが跳ね上がる。
「危ないんだったら抜こうか?」
「別にいいわ。」
「こ の ま ま 。」
そして又ふたりは甘い舌をしゃぶり合った
接触事故を起した鎌倉の宿で、三度までは
母の中で果てた記憶がある。
でもそれはあやふやだ。
翌日の夕方母子は自宅に戻ったので
実際はもっと愛し合ったのかも
知れない。
月が変わった。
母子は又ドライブを兼ねて鎌倉に来た。
ふたりは必死になって、あの洒落たスナックと
古宿を探したが見つからない。
その後も手を尽くして訪ね歩き、
地図を引っ張り出し、町の誰に聞いても、
そんな店も宿も存在しなかった。
鵺伝説#037
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