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鵺伝説#068(Macsho原作)

裕美と隼人



裕美が息子のベッドで昼寝してしまい、
眼を覚ましたら夜になっていた。
息子の隼人は、母を気遣いそのまま起さないで
母のベッドに入って寝てしまった。
少し困ったのは裕美。
息子を起しても悪いし、風呂に入ったから
息子のベッドに寝る気にならない。
だからそっとそっと隼人の側に体を横にした。
親子の家庭の主人は航海士だから、
家に居ないことが多い。
実質的な母子家庭とも癒える環境で2人は
仲がよかったから、
一緒のベッドで寝ることなど意識していなかった。
が、その夜に限って魔がさした。
最初に魔がさしたのは隼人。
なんか寝苦しくて眼を開けると
真近に母親の胸が迫っている。
それで眼が覚めてしまい、母親の胸に
顔を埋めた。
それでも、母を起さないように、
そうーっと鼻先を付けた。
すごく幸せな気分になり、そのまま
寝入ってしまったらよかった。
幼稚園の頃のお医者さんゴッゴを思い出し、
母のパンツの中を見たくなった
母は夢の中で魔が差した。
股間に人の気配を感じ、
隼人のイタズラだと夢の中で
わかっているがジッとしてただけでなく、
無意識に少し股を広げてあげる。
そしてすぐに夢の世界に戻っていった。
パンティを少しずらされ、隼人の息と
指の感触を股間に感じて
裕美の夢の世界は一気にバラ色に変わった。
バラ色に変るが、裕美も幼い隼人を酷く叱った、
昔のことを
思い出していた。
あんなコトもうゼッタイしちゃダメっ!
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あんなコトもうゼッタイしちゃダメっ!
夢の中の隼人は、あの時と同じように泣きベソをかき
オドオドするまったく困った子なんだから
こういう出来事は誰にもあり甘くて切なく時の中に埋め込まれ、
忘れ去っていくのだが隼人は早熟なのか、真剣になって再挑戦する。
再アタックしようとベッドに入るのだが、夜中に目を覚ますことは
できないから、朝になると忘れてしまってる。その夜は雷の音で目が覚めた。
目が覚めると同時にチャンス。
とあの興奮が一気に頭を占める。そっと母の寝室に忍び込んだ。
ベッドの後ろから乗り、シーツを捲って、母の下半身を晒し、
そっと寝巻きの裾を広げようとした
裕美は隼人が寝室に入ってきた時から気づいたが、あえて自由にさせた。
今時の小学生は大人なんだ
と思う。
ある意味で自分自身の欲求不満から来るのだが、それを認識しない。
認識できないが体の方が感じた。
隼人の指の動きで気持ちよくなってしまう。
もっと弄ってもっと拡げてと思いながら、寝たふりをしている
それから裕美は自分の指でスルより、焦れったいが
息子に見られる方が気持ちイイと思って一緒に風呂に入ってしまう。
夜中に息子が忍んで来るのを待てないと言うか、余程の偶然がないと、
隼人が夜中に目を覚ますことなどない。
隼人にその気があるうちに悪戯をしてしまおうとした。
一度お互いの体を洗いッコしたら母の狙い通り
一緒に風呂に入りたがった。
暫くして、息子の肉の
初精が感触で真近いことを察した母は、
風呂から出て一緒にベッドに上がった
覗いたり、イジッたりするだけで、
もう満足だと思っただけの隼人だが、
母に
「さぁ、入れて」
と言われても、母に挿れてどうなるものだか
判らない。
母が両手でビラビラを拡げてくれているから
なんとかなると思って宛がった。
宛がうと皮が剥けた亀頭が、不安そうに母の肉筒に
吸い込まれた。
少し気持ちいいから全部入れてホッとすると
ズキンとなって痛くなる。
初めてのことばかりで
母の胎内(なか)に呑込まれた自分が
どうなったのか不安だ。
不安でしょうがない分
泣き出しそうな悦びたくなるような
未知の感覚に襲われる。
そして。
初めての夢精と初めての初潮を起こすのだが
気持ちイイなんてことは微塵もなく、
唯々痛みに襲われただけだ。
本気で泣きそうになったのは裕美。
性感などと次元の違う感動に襲われる。
あまりの感動に、自分を魔女か悪魔より
汚れた物と気付き惨めだ。
息子が小指より小さくなりぽろっと抜けたとき、
変な言い方だが膣に蓋をして聖なる初精を
永遠に保管できたらと思った。
実の息子の過去と未来のすべてを呑み込んだのだ。
この程度の感動と懺悔に心を震わせる
実母の裕美を
月は許すはずはなかった
それから何事もなく五年経った。
あの夜のことは親子の記憶からすっかり消えていた。
こういうことは記憶に残ると先に進めないから
普通は夢のように忘れ去られるが、
裕美の子宮が
あの時の火傷の傷を覚えていたらしい。
偶然、風呂上りの隼人と彼自身を
目にした裕美は
寝られなくなった。
子宮の奥のキズが熱を帯び、
オトナになった隼人のペニスが
頭から離れない。
裕美が自らの理性を酔わせ
「これは夢のつづきなの」
などと、自分勝手な理屈をつけ
隼人の部屋に入って行く。
月は無慈悲に母の罪を息子にも与えた。
その夜から隼人は実の母を受け入れた。
そしてその責任は
『自分で解決しなさい』
と月の光が母と子の
交わりを照らし出ている
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