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実の母との相姦純愛日記

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いづみ・・・実の母。

MACSHO氏のプロフィールより。
(彼の初期作)


登場人物
実の母 いづみ(38)SEパート勤務
実の父 浩(40)臼井国際タイ工場 単身赴任
僕Macshoこと浩之(17)韮山高校に通う高校二年

実の母であるいづみと
中学二年のときから肉体関係がある。
現在進行形。

プロローグ
七月の成田。犬吠埼南方海上にある
熱帯性低気圧から吹き込む湿った季節風の
影響からか一際蒸暑かった。
離陸していく航空機、着陸してくる航空機。
様々な人種で送迎デッキはこみあっていた。
「それじゃあ、お母さんを頼む。」
そう言い残し、父は、パーテーションの
向こうに消えて機上の人となる。
ジェットエンジンの音が
ひときわ高くなると
父を乗せたタイ航空233便は
滑走を始めた。
普通ならばここで、ジ・エンドな
場面だが
突然外国へ六ヶ月もの期間、
単身赴任するということは
誰に気兼ねすることもなく、いづみと僕が
新婚生活を始めることを意味する。
この、夏休み。なにかが起こりそうな
甘い期待の混じった一ヶ月がはじまる。
父の転勤。

続く
七月。
夏休みがはじまったある日。山梨県は韮山の原木(はらき)。
長閑な田園地帯に念願の家を新築して引越しをしたものの、
突然、技術者である父にタイ王国での
技術指導という海外転勤辞令が下りた。
原木の新居で父は自分の座を暖める暇もなく
赴任した。
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本来なら家族全員で渡航といきたいところだが
新築間もない家のこと僕の生活環境などの事情で
単身彼の地へ渡った。
残されたのは僕と近所で美人と誉れの高い自慢の母
いづみ。
二人きりの生活が静かな田園の新居ではじまった。
実を言うと僕自身はいづみを
いつの頃からか「母親」ではなく「恋愛、性の対象」として。
数年前、中学二年の夏休み、今回と同じようなことが
あったとき母と
「男女の関係」
が始まり現在では、事実上、歳の離れた年上女房な
「夫婦」
と同じようになっていた。
いつも父がいないときは母を
「いづみ」
と呼び捨てにしている。
そんな背景若い獣欲いつのころからか実の母で
あるいづみに対して抱く恋愛感情と愛欲、
その激しい衝動を抑えきれない。
あくまでも美しく優しい母。
つい先日母を異性として愛してしまった僕は、
思い余って熱い思いを打ち明けてみた。
初め拒否していた母であった。
最近、寝物語にいづみが告白してくれたが、
父との夫婦生活は以前から上手くいっておらず、
と言って他の異性と浮気して、現在の生活を
壊したくない。
そんなとき、元々独占欲の強い母は
最愛の息子である僕が、見ず知らずの女に
童貞を奪われるのも耐えられない。
(普通そんな考え方はしないが)
思い悩んでいたときタイミングよく?
僕に告白されることになり建前上拒否して
機会をうかがっていたのだ。
確か、あれは夏の蒸し暑い夜の出来事で
あったように思う。
自分の部屋で寝ていたとき、
父と母の言い争う声がして父は外出した。
しばらくすると・・・・・
人の気配がしてドアが
開き自分のベッドに忍んできたのはいづみ。
その後の展開は詳しく覚えていない。
ただ、母によって異性を、
めくるめく愛、肉体の交わりということを
初めて体験させられた。
二、
「母、いづみ」
そんな思いで数日が過ぎていった。
早めの夕食のあと片付けをしている
いづみに抱きつきキスをした。
声にならない呻き声とともにいづみは
振り向くと互いの舌をからませながら
背中に腕を回し、強い力で抱きしめてきた。
いづみは薄手の胸元の大きく開いたデザインの
ブラウスを着ていてその胸元から豊かな乳房の谷間が見える。
抱きつくと同時に両肩を露出させ、
むき出しになったそれに頬を寄せた。
湿り気を帯びた肌はしっとりとしていて、火照っていた。
熱気が肩にあたりだけでなく、背中に回している
腕にも拡がった。
(なんて気持ちがいいんだろう)
胸騒ぎにも似た心のざわつきが落ち着いていく。
性的な快感とはまるきり違うけれど、
うっとりとした。全身から力が
抜けていきそうなくらいに気持ちがよかった。
いづみの乳房のやわらかみを胸板で感じる。
息もしていないのに、乳房が前後に大きく動く。
着衣越しに、乳房が硬さを増し乳首が勃起しているのを
感じる。
「母さんが、いづみが欲しい」
「浩ちゃんの弱っている心を包んで、
癒してあげたい。」
上擦った声で囁くと、頬に軽く
口唇をつけてきた。
性的快感を引き出そうとするキスではなかった。
慈しむような口づけ。
母性を伝えようとするかのような
穏やかさとやさしさが込められていた。
気持ちが落ち着く。
が、おかしなことに肉樹の芯が熱い。
(どうして?)
僕は下腹に力を込めて、勃起しないように努めた。
いづみを抱きたいとは思ったが、
性的な交わりをしたいという気持ちでは
なかったから。
それでも、
股間は抑え込もうとすればするほど、
意に反しペニスが成長していく。
口唇を噛んだり、舌先に刺激を加えたりして、
ペニスから意識を遠ざけようとしてみるが、
いったんはじまった勃起は抑えられない。
ペニスが膨らみ、根本にある袋が縮こまる。
先端の肉笠が膨張しながら、裏側の敏感な筋が
際立ってくる。
先端から透明な粘液がにじんでくる。
心に響いているいづみの温もりが、いつの間にか、
性的刺激につながっていた。
そんなことがあるのであろうか?
ごく自然に、そうなっていったのが
不思議だった。
母親、否、浩之のパートナーのいづみも
同じだった。
汗ばんでいる身体全体から、フェロモンのような、
甘美な濃い生々しい匂いが漂いはじめ、
息遣いが乱れて、時折呻くような
鈍い音が喉の奥で響いていた。
「すごく気持ちいい。」
見つめ合いながら声にならない会話を交わす二人。
欲望が迫り上がってくる。
ペニスの勃起は恥ずかしいことではない。
自分の素直な気持ちの表れなのだと考えている。
(いづみが欲しい!)
その現れであるペニスの屹立。
それを恥じることはない。
自分を卑しく感じることもない。
僕は息を詰めた。
意を決すると僕はいづみの腰から
臀部に回していた腕に力を入れ、
腰へひきつけるようにすると同時に、
屹立している部分を突き出すようにして、
自分といづみの下腹部の間へ
サンドイッチした。
いづみは押し返してくる。
僕を見つめるいづみの眼は濡れたように潤んでいる。
いづみが欲情したときの表情だ。
聞こえるか聞こえないかの声で囁き合う。
「すっごく大きくなって」
「いづみに包まれているから。」
「だから素直になれるんだ。」
「母さんもよ。」
「この気持ちは今だけじゃなくいつだって。」
いづみが僕の背中に回している手を
離した。
身体を離し腰を落とす。
必然的にいづみの眼前には、勃起の形がはっきりわかる
屹立している僕の股間がくる格好。
僕は優しく、いづみの後頭部を支える。
もう一方の手は露出している肩口から乳房を愛撫している。
いづみはそれまで小さな、ごま粒のような僕の乳首を
僕のシャツと素肌の間に裾から手を差し入れ
愛撫していたのだが、華奢な右手が、
股間へとゆっくりと降りてくると、
ペニスの大きさを確かめるように
ズボンのうえから握ってきた。
いづみは輪郭を浮き上がらせるように、
きれいに赤いマニュキュアをした指先を這わせ
幹の両端を撫でている。
先端の笠の上も撫でている。
跪いたいづみは黒い髪が乱れるのも構わず、
頬擦りしてきた。

「温かい・・・。」


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頬の筋肉の微妙な動きを、
ペニスで感じ取った。
いや、それだけではない。
瞼の細やかな震えも、唾液を呑み込む時の
喉の動きもはっきりとわかった。
上目遣いに僕を見上げながらいづみは
僕のファスナーを下ろし始める。
僕は台所に突っ立ったまま、
何も言わずにいづみを見下ろしていた。
白い手がボタンをはずす。最下部まで
ファスナーを下げるとズボンを緩めると
重なった二枚の布の部分からひんやりとした
指先が進入してきた。
ペニスが直にいづみの指に触れていた。
ペニスがボクサーブリーフから引き出され、
夏の陽射しの中でくっきりと浮かび上がった。
先端の笠から透明な粘液が滲み出ていた。
それは小さな滴となって溜まり、肉幹が
細かく跳ねるたびに、陽射しを映しこみながら
震えた。
いづみは小さく頷きそれから目を細めると、
口唇をゆっくりと半開きにすしてペニスに被せた。
ゆっくりと、緩くウエーブかかった髪をゆらし
頭部を前後に揺らしている。
舌先が透明な滴を出している鈴口に差し入れられ
敏感なところを弾く。
なんともいえない感触にペニスがつつまれ
芯に脈動が駆け上がる。
ペニス全体はひときわ膨らみ、傘のある肉樹へと
成長する。
肉笠と肉樹を隔てる溝が深くなった。
幹に浮かぶ血管や節が際立ち、脈動が走り抜け、
小さく跳ねる度それらが、さらに浮かび上がる。
いづみの手が反り返っている肉樹を水平に押し下げる。
湿った鼻息が幹を伝いながら、ボクサーブリーフの
窓からはみ出している数本の陰毛を揺らす。
ズボンの中の湿った熱気が
揺れるように湧き上がる。
笠の外周がうねる。

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(あっ)
艶やかな輝きを放って濡れている口唇が、
今まで味わったことのないような熱さだった。
性欲が煽られた。
縮こまった根本の袋の奥の肉塊がひくついた。
息が詰まりそうな欲望が全身をかけめぐった。
笠が口中に沈む。
口唇が溝を塞ぐ。
口唇が肉樹を締めつけ、尖らせた舌先で
裏側の敏感な筋を何度も弾いている。
(今いるのは母と息子じゃない。)
僕の脳裡にふっと、そんないづみの言葉が蘇った。

(互いに気持ちをぶつけあっている男と女・・・。)
(これは紛れもない事実、ふたりに嘘はない。)

全身に震えが走った。
(息子の肉樹を咥えてくれているこの美しい母親を
信じられる)
と思った。
母子の間で男と女としての愛人関係が存在できることを
信じてもいいと思った。
(愛しい。僕にとっては、かけがえがない)
ふぐりの奥が熱くなり、僕は下腹をブルンと震わせた。
鈴口から欲望が噴出していく。
いづみの喉がかすかに動いたようだった。
深夜、母いづみのベッドで・・。

数時間後。
父親と母いづみの寝室。

いづみは腰を浮かし、前のめりになった。
すかさず、いづみの後頭部を両手で抱え込むようにした。
黒く緩いウエーブがかかった、よく手入れされた
長い髪を押し潰した拍子に、
いづみの股間から放たれている匂いとは違う
甘さの濃い香りが立ち上がった。
肉樹の先端が、いづみの口の中の粘膜を感じる。
笠全体が唾液に濡れたそれに包まれるような気がする。
笠の細い切れ込みに入り込もうとしているのが
判る。
それは割れ目の細かい襞の動きと同じような気がして、
僕はぞくりとした。

(身体の全てで受け入れてくれている。)

全身が思わず硬直した。
背中がわずかにのけ反り、自然と腰を前に突き出していた。
肉樹が口の奥に当たった。
肉の壁に押し返された。
いづみの女性の奥の肉の壁とは違っていて、
いくらか硬めだった。

「お口一杯。」
「苦しいの?」
「いいの、それでも。」
「苦しいのに?」
「苦しいけど、平気」

肉樹を咥えたまま、濁った呻き声を洩らした。
生温かい湿った鼻息が陰毛の茂みに吹きかかった。
お尻に宛がっている左手が動き始めた。
そのまま後ろから足のつけ根に回り込むと、
指先でふぐりを撫でた。
思いがけない刺激に

ビクンッ!

と上体を大きく痙攣させた。
それと刺激が肉樹に伝わり、いづみの口中で
勢いよく跳ねた。

(前から触れられるのと後ろからでは、
まるっきり違う感じたする)

うっとりしながら、性欲の複雑さにも
驚いていた。
肉樹から口を離した。
水平に押し下げられていた肉樹が跳ね、
二度、三度と下腹を打ちつけた。
肉笠と肉樹を隔てる溝に溜まっている
いづみの唾液が下腹にべっとりと
ついた。
肉幹を包む皮が張りつめている。
芯に脈動が駆け上がる度に、ヒリヒリする。
痺れとも快感ともつかない刺激だが、
心地いいことは間違いない。
「ベッドに。」
僕は両手をいづみの後頭部から離しながら声をあげた。
いづみがベッドに身体を投げ出してきた。
鴇色(トキ色;透明感のある朱色)に染まった背中が、
ベッドの揺れとともにうねった。
いづみのほうを向くと、項からウエストの辺りまで
ゆっくりと撫で下ろしていく。
背中の凹みにうっすらと汗が滲んでいる。
乾いている時の滑りとは違う趣がある。
しっとりとして肌の感触がじっくりと
味わえるような気がする。
お尻がつくる双丘を片方ずつ丁寧に撫でた。
それを終えると、それの谷間に指を這わせた。
湿り気が強い。
お尻が引き締まる。
いづみの女性自身を源とする熱気が谷の底を伝って
指先にまで伝わってくる。
(愛しい)
胸の奥底から迫り上がってくるいづみへの想いの強さに、
息苦しさを覚えた。
横を向いている状態で、肉樹の芯に快感が走り、
小刻みに跳ねた。
僕は起き上がった。
うつ伏せになって荒い息をしている
いづみを眺めた。
華奢な身体のはずなのに、そうは感じられない。
かといって身体が大きいとも思わない。
いづみのベッドの暗がりでも全裸で
うつ伏せに横たわるいづみの背中を覆うように、
上体を重ねた。
挿入するつもりはなかった。

(全身でいづみを包み込みたい。)

肉樹の先端がいづみの女性の端を掠める。
陰毛の茂みに密やかに触れるふっくらとしたお尻が
ひくついているのを下腹で感じ取る。
いづみが懇願する。

「ひとつになって。」
「いいの?」
「うん」
「このまま後ろから入ってもいいの?」
「きて。そっと」

いづみはくぐもった声を洩らし、足を拡げ
お尻をほんのわずかに浮かし
迎え入れる態勢をつくった。
下腹部をつけたまま上体を起こし、
腰を少しだけ前に動かして、肉樹を操った。
思うようにならない。
硬い肉樹が下腹に沿って起立を続けているからだ。
女性自身の場所がわかっていても、うまくそこへ
運べない。
そうかといって、指を使って割れ目を目指すのも
変だった。
今、自分の未熟さをいづみに悟られたくなかった。

(どうしよう。)

焦った。
焦りが集中力を削ぐ。
腹筋に力を込め、自らの左手を肉樹に伸ばし、
先端の笠をあてがった。
ヌルヌルしている。
外側の厚い肉襞がめくれている。
まばらに生えた陰毛が幹に触れる。
毛先が当たる。
くすぐったいような、むず痒いような刺激を
感じる。
内側の薄い肉襞が笠を挟み込むように
うねっている。
しかも、それには強弱がついていて
笠を圧迫しながら奥に引き込もうとする。
たったそれだけの刺激だったのにもう
絶頂の兆しを感じ取った。
いづみの想いが篭っているからだろう。
腹筋に力を込めて、ふぐりの奥から響いてくる
兆しを抑え込む。
肉樹が何度も跳ねる。
笠が膨張し、ふぐりが縮こまる。

「いづみ!」
「我慢して。」
「無理かも」
「そんな・・・」
「頑張って・・み、る。」
今、欲望を剥き出しにしているのは実の母である。
そんないづみが愛しい。
欲望に対して誠実になってくれる。
だからこそ無性にいづみが愛しい。
全身がブルブルッと震えた。
痙攣にも似た震えがおさまるのを待ってから、
思いっきり腰を突き入れた。
先端の笠がいづみの割れ目に埋まった。
生温かい潤みに濡れる。
肉笠と肉樹を隔てる溝に潤みが流れ込んでくる。
裏側の敏感な筋に、細かい襞が絡みつく。
内側の薄い肉襞が奥のほうに誘うような動きをする。
幹の裏側で迫り上がっている嶺の両側をつたって、
潤みがふぐりに向かう。
粘り気の強いそれが、ふぐりの皺にまで入り込む。
腰を動かすたびに、陰部全体がヌルヌルした感触に
包まれていく。
太ももの内側まで濡れてくるうちに、
全身が潤みにまみれて気になる。
肉樹が実際に感じる愉悦と、
心で感じる悦びが体中に拡がる。
はじめは肉の愉悦が大きかった。
不思議なことにいづみの膣内に
挿入を繰り返すうち、
心の悦びのほうが強くなってくる。
そのためか、絶頂の兆しは確実に
一度遠のいた。

「もっと奥まで入れて」
「うん」
「思いっきり突いて」
「平気? 痛くない?」
「無茶苦茶にして」

いづみが腰をさらに掲げる。
ベッドと下腹との間には、拳二つ分位の
隙間が生まれた。
いづみの足の間に入っていたがその足を
今度は跨ぎ、中腰で踏ん張った。
深く息を吸い込んだまま、
前方に向かって腰を突き入れるのではなく、
今度は、下のほうに腰を落としていくように
動かした。
肉樹の付け根から曲がった。
太腿の内側にいづみのお尻の双丘が
当たった。

カポッ、カポッ。
ビチャッビチャッ。

湿り気を帯びた粘っこい音が響いた。
割れ目の奥襞が吸い付いてくる。
深い挿入。
最深部のコリコリとした感触が肉笠の先端に当たる。
正上位で交わっているときよりも、
深いところまで到達している。
その満足感が肉樹の膨張持続に繋がる。
勢いよく腰を落とし込む。
それに応えるように、いづみが苦しい体勢にも拘らず、
お尻を突き上げてくる。
潤みの粘度が低くなってきている。
粘い音が少しずつ変わっている。
背中を染める鴇色は濃さを増している。

(何時まででも挿入していられそうだ。)

快感に塗れながら、ふとそう思った。
絶頂の兆しは薄らいでいた。
その代わりに、充足感が強まった。

(身体だけでなく、心もいづみと繋がっている)

という実感のおかげだった。
錯覚ではない確かな実感だった。
いづみが首を反らせ、頭を振った。
翠の黒髪(翠の黒髪)が乱れた。
それは項を隠し横顔を覆った。

「いいわ、ああっ!そんなに深くまで」
「うれしい」
「とっても凄い。」

いづみのお尻が痙攣を起こしたかの如く
小刻みに震え始めた。
割れ目の外側の肉襞が捲れたまま震え、
内側のそれが幹を挟みつけながら
揺れつづけた。

「いづみ、お尻を落として。」
「え?」
「身体全部をくっ付けたい」
「包み込んでしまいたい!」

彼女がお尻を落としうつ伏せになった。
ベッドが微かに揺れた。
肉樹が外れないようお尻の動きに
ついていった。
胸板をいづみの薄い背中にぴったりと
つけた。
そして腰を突き入れた。
その動きに合わせお尻を浮かしながら
いづみが全身をくねらせる。

「い、き、そう。」
「射精(だ)したい!」
「ほんと」
「いっちゃいそう!」
「一緒、に。いっ、て。」
「うん」
「さあ」
いづみが全身を仰け反らせる。
お尻が引き締まり、太ももが緊張した。
背中の窪みが深くなり、項から肩口が
強張った。
息を詰める。
白い樹液が噴き上がる。

(最高。いづみと一緒だ)

射精の快感以上に、心の愉悦のほうが
勝っている・・・・・。

父が一時帰国した。

夜。

「父さん、一階に戻ったみたい・・・。」

股間に顔を埋めていたいづみに声をかけると、
僕は安堵の吐息をついた。
その拍子に、成長を遂げ肉樹になっているペニスが
ひときわ大きくなった。
母親のいづみの口の端から唾液が溢れ落ち、
尖った顎に伝って行った。
いづみが甘えたような掠れた鼻息を響かせた。
舌の勢いが増した。
いづみも僕とおなじように、ドアの向こう側の
親父が気になっていたのだろう。
気遣いをしなくて済む状況になったことで、
本来の舌の動きになったのかもしれない。
肉樹から口が離れる。
顔が紅潮している。
口唇の周りについた唾液を舌ですくい舐める
愛戯やめたわけではなさそうだ。
つけ根を摘んでいる指が、幹のほうに移動する。
口唇をつけ根に這わせる。
ふぐりの奥でひくついている
ふたつの肉塊の輪郭を際立たせるように
舌を押しつけてくる。
鼻息が荒くなり、陰毛の茂みが戦(そよ)ぐ。
先端の笠についている唾液が乾きそうになるが、
湿った鼻息が吹きかかって濡れたままの状態が
保たれる。
縮こまっているふぐりの皺が突つかれる。
皺がつくる太い溝に沿い、いづみの
濡れた舌が這う。
そこに唾液が流し込まれる。

「ヂュルヂュル」

という粘っこい音があがる。

(流し込んだばかりの唾液を吸い取っている音だ)

と気づき、肉樹の芯が熱くなった。
「熱い。」
いづみが顔をあげた。
紅潮しているはずの顔が青白い月の光を浴び
白っぽく見える。
口の端に溜まっている唾液も月光に
染まっている。
美しさと妖しさが混じりあった妖艶さが
漂っている。

(なんてきれいだろう。)

座り込むいづみの肩に手を差し出し、
立ち上がるように促がした。
それを察し彼女がお尻を浮かした。
すぐ目の前に40歳真近かの実の母親が立っていた。
白色のワンピースが透明感を増した色合いに
変わったように見えた。

(ワンピースを脱がしてしまうのはもったいない。)

こんな風に感じるのは初めてだった。
それほどまでにいづみの姿は美しかったのだ。

「そのまま立ってて」
「すごくきれいだ」
「お世辞、上手ね。」
「ほんとうだって。」
「浩ちゃんも立って」
「全部脱いで。」
「裸になるの?」
「そう」
肉樹がビクッと大きく跳ねた。
こんもりとした陰毛の茂みをなぎ倒し、
下腹に当たった。
透明な粘液が滲み出てきて、
細かい切れ込みの端に溜まった。
深夜十二時を過ぎているはずだ。
川面から冷たい空気が部屋に入り込んでいる。
僕は寒さを感じなかった。
それどころか窓を開け放してしまいたいくらい
全身が熱くなっていた。
いづみの言い成りに、シャツを脱いだ。
ズボンとボクサーブリーフはいづみによって
脱がされていた。
全裸になった。
いづみの前に立った。
鳥肌が立つ。
腹筋に力を入れていないのに、起立している肉樹が
小刻みに動く。
その都度、先端の細かい切れ込みに溜まった
潤みが艶やかに輝く。

「そのまま立って見てて。」
「今脱ぐから」
「ぼくが脱がしたい」

いづみが黙って微笑んだ。
美しい笑顔だった。
疚(やま)しさ、罪悪感といったものは
顔から見て取れなかった。
自分を信じている顔。
その顔を見た瞬間親父のことを
持ち出したのは、間違いだったと
悟った。

いづみが首の後ろ側に両手を回した。
ワンピースのホックを外した。

目の前に立っている男の視線を
意識しているのか、恥らうような仕草を
見せる。
ワンピースが足元にはらりと落ちた。
薄いピンクのブラジャーとパンティだった。
僕は素早く、いづみの乳房と陰部に目を遣った後
いづみを見つめた。

「きれいだ」
「まだこっちへこないで」
「抱きしめたい。」
「駄目。」
「裸になるまで待って」

いづみが鋭い口調で言う。
今度は背中に両手を回し、ブラジャーのホックを
外した。
カップに覆われていた豊かな乳房が
弾かれたように露わになった。
上向き加減で円錐形の乳房。
ワンピース越しに触れた時の大きさよりも、
さらに豊かだ。
乳房の下辺が張りつめ
荒い息遣いとともに乳房が上下する。
下辺の動きが大きい。
僅かに遅れ、尖った乳首が震える。
青白い月光はその豊かな双丘の谷間まで
届こうとするのだが乳房がつくる谷間は深く、
それは叶わない。
そこには青白い翳が宿り昂ぶりの源にも
感じられた。
パンティに指が掛かる。
肉樹の芯がカッと熱くなる。
冷気に晒されているのに、肉樹を濡らしている
唾液は乾かない。
透明な粘液が細かい切れ込みから溢れ、
裏側の敏感な筋を伝い流れていく。
パンティが下ろされた。
陰毛の茂みが現れる。
手入れをして縦長の形をした
それの面積は狭い。
パンティに押し潰されていたのに、
すぐさま立ち上がる。
左右に広がり、面積がわずかに広がる。
澄んだ空気に、甘さを微かに含んだ
生々しい匂いが漂う。
いづみが前屈みになった。
下腹部に太い皺が生まれる。
だがそれは緩んだそれではなく張りつめて妖しさが
備わっている。
右の太腿を僅かに上げ、パンティを引き抜く。
縦長の茂みの形が歪む。
割れ目を覆う外側の厚い肉襞が見えそうで見えない。
左の脚を上げ、パンティを抜きはらりと床に落とす。
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全裸になった。

僕は息を呑んだ。

子供を産んだとは到底思えない。

美しいものを眺めているという意識になった。
それなのに、性的に興奮している。
戸惑いながら、ひどくつまらない男になったように
思えてならなかった。

「こっちへ」
「見ないで」
「触りたい」
「わたしも」

「来て。いづみ」
いづみが上擦った声を躊躇いがちに出しつつ、
跳ねるように僕の胸に飛び込んできた。
僕は息を詰め、踏ん張っていづみを抱き止めた。
胸板で上向き加減の乳房が潰れた。
硬く尖っている乳首が上を向いたまま
つけ根から捩れた。
いづみの肌はひんやりとしていた。
しかしほんのわずかな間にそれも熱く火照り、
しっとりした肌に変化していった。
いづみが顔をあげる。
口唇を半開きにする。
瞼を薄く閉じ、そのわずかな隙間から
秋波(流し目)送ってくる。
僕はいづみの背中に回した腕に力を入れた。
顔を寄せ口唇を重ねる。
肉樹の芯に脈動が走る。
それをいづみの下腹に擦り付けるように
腰を突き出す。
柔らかな下腹部が一瞬にして引き締まり、
押し返してくる。
いづみが喉の奥で鈍い呻き声を響かせた。
舌を絡ませてきた。
無我夢中に舌を吸ってきた。
静かな部屋に、

『クチュ、クチュ』

という粘い音が響く。
乳房が熱気を孕み、胸元には細かい汗が
浮かぶ。
鳥肌が立った。
心が熱くなり、同時に肉樹が
熱気を放ちながら膨張した。
キスを軽く交わした。
「チュッ」
という音が部屋に響いた。
その時いづみが上体を預けてきた。
いや、そうではない。
もっと強い力だ。
僕はそのままベッドに仰向けに倒れ込んだ。
スプリングだけや、ベッドの足までも軋む。
いづみを抱きしめた。
ベッドの揺れがおさまったところで
いづみが耳元で囁く。

「ねえ、来て」
「いづみ」

いづみが股間に腕を伸ばし、肉樹を摘んだ。
幹を強く握ると、

「さあ、来て」

肉樹を掴んだまま仰向けになった。
恥部さが上向き加減のまま波打つ。
裾野に細かい皺が生まれては消える。
乳房の下辺が張りつめ仰向けになっても
美しい曲線は崩れない。
いづみが脚を拡げ誘(いざな)う。
僕は半身を起こし彼女の両腿の間に
割り入った。
割れ目に屹立している肉樹を宛がおうと、
腰を引き気味にしたり、
背中を反らしたり試行した。
先端の笠が何度も割れ目を掠めた。
厚い肉襞が捲れていくのを鋭く感じ取った。
それでも割れ目の暗い肉洞にすんなりと、
笠をあてがうことができなかった。

「焦っちゃだめ」
口の中で舌先を軽く噛み
腹に力を込めた。
そうやって痛みを加えたりしていないと、
白い樹液を放ってしまいそうだった。
挿入していないのに、全身に快感が
巡っていた。
もっと長い時間、我慢できるはずなのに、
今までのようには、とてもできそうに
なかった。
愛しさと敬意のようなものが混じった
複雑な感情が迫りあがって
くるからかもしれない
よくわからなかった。

「そこ。」
「そのまま、ゆっくりと」
「濡れてる」
「熱いものに濡れてる」

いづみが呻き声をあげた。
だがそれも一瞬だった。

廊下のほうから足音が。

(オヤジ?)

足音が続く。
僕は肉樹を割目に宛がった状態で耳を
澄ませた。
いづみの豊かな乳房を押し潰し
上体を密着させ、いづみの肩に
顎を乗せ軽く耳朶(みみたぶ)に口唇を触れる。
いづみも息を殺していた。
が、なんとこの状態で僕を握り、
笠の先端で割れ目の柔肉を盛んに
撫で回している。

母のいづみと関係してはや三ヶ月。
僕は寝室に続く浴室へ行くように
いづみを促した。
僕の脇を通るいづみの裸身から石鹸の匂いと
控えめな香料の芳香が漂った。
高い位置の形よく締まった尻肉が
扇情的に揺れ動いた。
まだ真新しい白い大理石張りの広い浴室。

「横になって」

母は僕に言われるままに、乳房や
女陰を隠そうともせず瞼を閉じ、
観念してバスマットの上に静かに仰臥した。
いづみの恥毛を剃ってみたいという
衝動がこれまでになんどもあった。
今、僕の眼下に仰臥する母親の
青黒く生えている恥毛を剃りたいという
衝動はもう抑えられなかった。
僕は洗面台から安全カミソリと
シェービングジェルを持ってきた。
バスマットに仰臥する伸びやかな双脚を掴み
大きく拡げる。
その瞬間いづみが小さな叫びをあげ
裸身を震わせた。
白い腹がプリンと息まれた。
太腿の紡錘形に窪んだ筋肉が
間歇的に痙攣している。
閉じ合わされていた女陰の縦裂が
僅かに赤白く、光る肉色を魅せた。
僕の我侭きわまる欲求に、優く母は
恥ずかしさをじっと耐え横たわって
くれている。
そのことで胸が閉めつけらるような
愛おしさが湧き上がってくる。
僕はシェービングジェルの容器を
押した。
精液のような色合いの液が
青黒く生え伸びたいづみの恥毛に垂れた。
左手でチリチリとしたいづみの恥丘を
ゆっくりと揉みながら撫でた。

「ね、本当に恥ずかしい」
「いい感触。ゾクゾクする」

プックリと膨れた花弁の縁をなぞった。
「じっとして」
「恥ずかしい。宥して」
羞恥に染まる美貌の母いづみは両手で顔を覆い、
僕の無碍な仕打ちに腰を揺らして打ち震えている。
「剃るよ、動かないで」
カミソリの刃が豊かに生えた黒い恥毛を剃り取る
チリチリとした感触が心地よかった。
かって感得したこともない欲情を煽る景観と感触に浸っていた。
女陰の肉襞を指先で引っ張る。
うっすらと赤茶色に光る細長い肉莢が
ポッテリと膨れて薄幕の先端から
ピンク色に濡れ光る
クリトリスがひくつきはじめた。
「すごい。じっとして」
掠れた声をかけた。
あまりの興奮に喉がカラカラに渇いていた。
さっきベッドで思いっきりいづみの中で一度果てているのに、
ペニスは異様なほど勃起して膨らんでしまっていた。
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