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愛の終焉2

都内で下宿をはじめた
息子の方が町に戻って、
母親の恵子と、
昼過ぎに駅前の公園で
待ち合わせた。
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(いつもどおり、
ラブホテルに直行するのか?)
と思ったが、息子は
その前に
「なにか食いたい」
と言う。
ふたりで町を歩くのは久しぶり。
恵子は少し
華やいだ気分で信夫と
寄り添って歩いた
駅前通にはカップルが
大勢いた。
彼らと同じように
恵子と信夫は
並んで歩き、
恵子は、以前に
感じた罪悪感を
まったく感じない
ことに気がついた。
以前は、
息子に誘われて
「嬉しい」
と思うそばから、
かなりバツの悪い
思いをしていた。
実の息子に
性愛撫される自分を
恥じていた。
けれども・・・
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息子と恋人のように
歩いてそれが普通になり、
夫に対して
「申し訳ない。」
とも思わないし
世間一般に対してすら
気兼ねもない。

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息子と寄り添って、
町中で誰か知ってる人に
出会ったとしても、
「アラ?おひさしぶり」
と流せばいいし
実際そうしていた。

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息子は母親以上に知り合いと
町中ですれ違った。
すれ違った相手が
女の子だったら
恵子が
「今の誰なの?」
「元カノ」
と、息子の答えも
実に素っ気ない。
ラーメンを食べてから
ホテルに入った。
息子に抱かれても
未だ性的に感じて
こなかった。
そういう意味で自分を
“不感症”
だと思いこんでいる。
不審に思えない。
だから夫に、妻として
愛想を尽かされていても
自分の方が悪いと
思っている。
では、なぜ
「息子に抱かれたい」
と思うのかと言えば
“女としての未練”
と思っている。
不感症の母親であっても
息子は彼女と別れてまでも
恵子を求めてきた。
女としてみられる悦びは
肉体の快感より勝る。
恵子の濡れが少ないから、
息子の勃起を入れると
苦痛だけが残る。
特にフィナーレには
気を失いかける。
そんな母体を知り尽くした
息子は、挿入前にありったけ
唾液を膣内に抽入してから
するようになっている。
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が、それでも長時間ペニスで
擦られていると乾いて
しまう。
彼には
「済まない。」
とは思うが
抱かれていたい

「恥ずかしがらなくていいから」

この日のホテルで、
信夫は通販で買ったという
潤滑剤をはじめて使った。
「高かったから、
ちゃんと効くハズ」
と、軽口を利きながら
婢なく股を拡げさせ
塗っている。
その間母は息子の勃起に
口で奉仕している。
潤滑剤を塗られているとは言え、
出来れば

「このまま口だけで・・・」

そう思っている

この日。

信夫には別の狙いがあった。
母の菊門を拡げオイルを
垂らした後に、
今までよりも執拗に弄んだ。
普段は舐めたり、
少しだけ指を挿入する
程度だったが、
その行為に執着した
母も息子の熱心さに、
なにも言わない。
やがてペニスを菊門に
押し込もうとした
母は気づいていなかったが
オイルを塗っていた。
だからと言ってスムースに
拡がるわけではないが。

彼女は気づかないうちに
挿入されていたようだ。
そうなっても、
腰回りの感覚がなくて、
入ったのかどうか
解らなかった。
痛みはなく、
不快感が強くなったわけでも
ない。
だから頭をカラッポにして
許していた
赤ん坊にオシメをする体勢に
母親をして、
信夫は勃起の先端り汁を
菊門に呑み込ませた。
先の部分が沈むと、後は
引きずりこまれる感覚で、
半ばまで埋まった。
が、この姿勢だと
それ以上は
できそうにない。
少し大袈裟だが、
はじめて塗った
オイルと言うより、
無理矢理埋めたことが、
母の胎内で何かを
呼び覚ました。
まともに母と繋がって
抽送をはじめたら
愛液が湧き出した。
はじめての現象だ。
淫臭が強くなる。
その強烈さは、
後にも先にも
この日だけだった。
その後、
何度も交わったが
なにも起きなかった。
強烈な淫臭は
息子のオスを奮い立たせた。
初めて見た反応が
彼を奮い立たせ
渾身の力で粉砕しようとした。
その結果、奇跡が起きた。
不感症の恵子が
奇声を上げ
咆哮したと思ったら
おちてしまい
いつまでも息子から
離れようとしなかった。
ホテルを出ても
家に帰ろうとせず、
信夫と一緒に上京し、
二日間も部屋に留まっていた。
母体が回春したのは
オイルのせいではない。
この母と子にその後
オイルは必需品では
なくなる。
抱き合うと濡れ出し
絞まりも良くなるが、
あの日以外
菊門を刺激している
わけでもない。
原因はわからない。
息子の深い愛が
母体を蘇らせたのだろうか。
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