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鵺伝説#041




nue061003.jpg熟女着替え



高校生の勇は好きな子の部屋に上がり込み、イチャついて、
ようやくの想いでパンティを脱がせ
サァ!と自分のパンツも脱ごうとした時、その子の家の人が帰ってきてしまい、
アタフタとその子の家を出て、自分の家に帰った。
あと一押しの寸前まで行けた達成感と、興奮が途中で中断した悔しさと、
半々の、複雑な気分だが、勇にとってみれば、これで一人前にオンナを知ったと、
思い込んでもいいかも知れない

そんな、世の中がパッと明るくなったような、
誰かに自慢したくなるような気分で机に向かっていた時、
母の幸子が部屋に入ってきた。
後で考えてもよくわからないが、なぜそんなことをしたのか、
母をベッドに押し倒していた。
オンナを知ってるとの意識とあとチョットだったのにとの思いの狭間で
神経が少し狂っていたのだろう。
オフザケで押し倒したノニと思うが、母は半狂乱になり、手足をバタつかせ、
勇の顔を引っ掻くワ、往復ビンタンに見舞われるワ、膝蹴りで股間をド突かれるワ、
最後には、二三冊雑誌まで投げ付けられた
赤鬼のようになって怒り捲る母に、勇は家から追い出され、ショボクレて、
フテクサれてチャリンコで当ても無く走ってたが、擦れ違う人目が妙なので、
鏡で自分の顔を見て、びっくりした。
顔中キズだらけ、アザだらけ、唇のハシも切れて、血が出ている。
ますます情けなるやら腹立たしいやらだが、
シデカシタことがコトだからしょうがない。
夜になってコッソリ家に戻り、家の裏の物置でウトウトして、
夜中になんとか自分のベッドにもぐり込めた

朝、顔を合わせた親父がナンダオマエの顔!ケンカか?
と言う横で、母が横目で勇を見てニヤニヤしている。
内心はほっとした。
マサカと思ったが、万一オヤジに告げ口でもされてたらとビクビクはしていた。
この親子喧嘩で調子が狂ったのは勇ではなく、母の幸子の方だった。
勇は気持の切り替えが速く、すでにもう好きな子の部屋に今度はいつ行けるかと、
それしか頭にないが、母の幸子は、そう簡単に忘れることができないでいる。
早い話、息子がもう一度襲いかかってくれたら!
との淡い期待までもってしまった

あの時、息子は決して幸子に暴力をふるわなかった。
普通なら相手が母親でも、あれだけ顔を引っ掻いたりしたら、
反撃するはずだが、勇はされるままでいた。
幸子はそれで息子を大人だと思った。
大人になった息子に襲われたのだ。
ジワジワとうれしさが込みあげてくる。
若い勇に押し倒される程自分はまだオンナに見られてる思うと、
気持が明るくなる。
息子は風船みたいだと思っている。
気持も身体も膨れ上がる欲求にパンパンに張っている感じだ。
母親でさえアブナッカシクテ側にも寄りたくない。
だが、そんな息子を一人の男として見たら、女の血がザワザワと騒ぎ出した。
一旦中年熟女の芯に火が灯されたら、勇のオフザケなどとは段違いの超常現象が
この家の中で起こる。
実母が決行するのはかならず月夜でなければならない

「ねぇ勇?今夜はどこへも出かけないよね?」
「ああ」
それが合図だった。
夫が泊まりだからなお更勇は母と顔を合わせていたくなくて
サッサと自分の部屋に引き篭もる。
勇がそろそろ寝ようとした時だ、
ドアをノックして部屋に入って来た母の姿を見て、勇は度肝を抜かれた。
母は化粧をしていた。
バスローブの下の薄いピンクのヒラヒラが艶かしい。
その上、甘い香水に頭がクラクラする。
勇はベッドに寝そべってイヤホンを耳にしてたから、
母がなにか言ってるようだが、唇が動くのが判るだけで、
声は聞こえてなかった。
ベッドに腰をおろしたと思うと、母は手を伸ばしてスタンドのスイッチを切った。
部屋が暗くなると同時に母はガウンを脱いで、
勇の頭からイヤホンを外した。
そこまではまともに覚えている。
母の体が勇の上に倒れてきて、口を合わせたあとのコトは、
朦朧として夢の世界だ
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幸子は途中から、息子が童貞だとわかり
マズかったか?
と思ったが、今更、自分の手でシゴいてボッキさせたモノを
受け入れないワケにはいかなくなる。
息子はあの親子喧嘩の後遺症が残ってるのか、目を瞑りじっとなって、
幸子のなすがままに身を委ねている。
母子は全裸になっている。
始終、母親が息子の裸体の上で裸身を動かした。
口を塞ぎ、胸を息子の顔に持っていって乳首をしゃぶらせたのも母親だ。
頃合いを見て、幸子は息子のボッキにスキンを手早く装着し、
勇の腰を跨ぐと、ゆっくりとだが確実にムスコを
胎内に呑み込んでしまった

幸子が本心から強い罪悪感を抱いたのは、息子の射精が起こる瞬間だった。
息子の腰に乗り、その一点に全体重を降ろしたとき噴火がはじまる。
息子の吹き上げる樹液は、マグマの灼熱を帯びている。
その高熱で幸子の胎内がドロドロになって溶かされる。
強烈な罪悪感が、そんな眩暈を引き起こした。
信じられない歓喜と正気を裂く懺悔で、全身が業火に焼かれ、
火達磨になっているという幻覚が起きた。
その幻覚が又幸子を高見へ高見へと駆け上がらせる

強い快楽と、それを上回る悔みとで、息子の部屋を出た後の記憶は朧だ。
何かに追い立てられるように風呂場に駆け込み
サッとシャワーを浴びてベッドに入った。
ベッドに横になっても眠れない。
快楽の余韻なんかじゃなく、罪の意識が深い傷となって
幸子の気持ちを苛む。
どうしよう、なんてコトしたのわたし。
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一時間経ち、そして二時間経つころ。丁度月が窓枠に納まったときだった。
そっとドアが開き、勇が入ってきた。
幸子は一瞬夫と見間違えた。
それほど息子の影は大人に見えた。
ゆっくりベッドに近寄る勇を見上げて、
幸子は胸の動悸を抑えられない。
こんな切なさは、はじめての経験だった
彼に月の光が当り白く浮かび上がって・・・・。
彼女は腕を広げると優しく迎え入れる。
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