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隆史と絵理奈 

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中学生の隆史が三ヶ月間の
洋上スクールに行きたいと言う。
費用が40万ほどかかるが、夫が賛成してくれたので、
母親の絵理奈も同意した。
息子の狙いは好きなボーリングに
明け暮れることだったようだ。
インド洋を周って帰ってきた息子は、
一回りも二回りも大人になって
帰ってきた。
身体も気持ちも逞しくなったようで、
色んな国の若者と触れ合った
共同生活がよかったようだった

が息子のそんな成長とは逆に、絵理奈は主婦としての
倦怠と嫉妬が同時に重なりあらぬ方向へと気持ちが向かった。
深層心理不満は自分の子への嫉みを生み、
無意識に子の成長を止めようとした。
普通の親と一寸違ったのは、そんな我が子への思いが
性欲へと歪んで息子を誘惑してしまったことだ。
自分だけ老けて彼に置いていかれる僻みから
歪んでいったのだ。

簡単に息子は母の罠へ掛かってしまう。
意味もなく母は息子の部屋に来るようになり、
特に父の不在時を狙い、傍らに寄って来てはベタベタする。
洋上スクールで息子は、韓国や中国の男子の
母親への敬愛の異常なまでの深さを学んでいる
「子は母から巣立ってはいけない」
のだと。
母親は
「私を一人にしないで」
「私から離れないで」と、息子の目を見つめ露骨に言う。
それから手を握りだす。
さらには化粧までしてくるようになり・・・・・、
寝ようとする頃に決まって息子の部屋に来るようになる。
その夜は月が出ていた。
部屋の灯りを消してベッドに入ったとき、ドアが開き母が姿を見せた。
起き上がろうとすると、母は身振りでそのまま寝ていてと言うと
ベッドに腰掛け彼を見つめる。
それが実の母と子であっても
こういう時お互いの沈黙が多くを語り
言葉以上に理解を深めてしまうものだ。
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母が息子の前で発情したメスになるのには半年ほどかかった。
しかし息子がオスに変貌するのに、
ものの五分とはかかっていない。
じっと見下ろした母に手を差し伸べたのは彼だった。
まるで恋人みたいなキスではじまったが、行為は
全部、月の光が母と子を導いてくれた。
若い息子には抑制と女体の性感を教え導き、
母親には純潔と清純のベールで肉体と心を包んだ。

母の表情は彼から見ると苦悶に始終したが、
肉茎を刺し込んだ瞬間の肉壷は熱を帯びて
挿入時に双方ともに悲鳴を上げた。
信じられない歓喜と絶望感が同時に襲い掛かり気が遠くなる。
正気を失いつつもお互いの肉体は淫らな血えお沸騰させて
貪欲に歓喜の海に浸りきっている。
息子が永く激しい射精を終えた後でさえ、
ずっと肉欲だけはその勢いを止めようとしなかった
母と息子は血を分けた肉親だから、お互いを獲物だと勘違いした。
そう思うと気が軽くなりそ魚も得るようになると
獲物を味わい尽くすべく躍起になった。
息子は母親の熟れた肉体を甚振ることがタブーではなくなり、
母は子のペニスを独占したがった。
母は息子に貫かれたまま、裸身をあらゆる角度に曲げたし
息子の勃起は、何度射精しても、母の口で再起させられて
萎縮することを許されないのだった・・・・・。

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原作:Macsho氏鵺伝説#064>
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