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新母#194

幸子の夫は優しくて大人しい公務員だが、
ある一定量以上のアルコールが入ると人が変わってしまう。
普段はセックスレス夫婦なのに、
泥酔したときに限って幸子を求めてくる。


20051

その気になれない幸子が拒むと暴力をふるわれる。
物心がついた一人息子が遂に夫を殴り飛ばしたのは
そんな時だった
朝になると、夫は泥酔中のことをなにも覚えていないから、
普段通りに出勤していくが、幸子と洋平の母子は、
今までとは違った。
母は男らしくなった息子を頼り
息子は暴力父から母親を守ろうとした。
その男としての自信があろうことか
母親を一人の女として抱き締めたくなった
ある夕方、息子は勇気を奮って抱き締めた。
母は激しく抵抗して、それでも止めない息子の胸の中で
泣きだした。
泣き止むまで息子は強く抱き締めたままで、
決して身体を放そうとしなかった。
やがて興奮がおさまった彼女は、
ひどくしおらしくなった。
考えてみれば、男の胸の中で泣いたことなど
一度もなかった。
母親の頬の涙を指でそっと拭いてやり、
そこへ息子は唇を触れさせた。

母は観念しきった様子で体から力を抜いている。
こうなってから、息子の頭が混乱してきた。

「母親の弱みに付け込んでとんでもないことを。」、

後悔しだした

母は息子が羽交い絞めにし口を吸いながら、
戸惑いと躊躇していることに気がつく。
彼の腕を振りほどき出ていくチャンスなのに、
それをせずに息子にしがみ付いていた。
濡れた舌を口中に受けた息子は、
眼の前も頭の中もバラ色に染まった。

どういうふうに、どれほどの時間をかけ全裸になったのか、
コトが済んだ後もずっと後になってからも
母も息子も覚えていない。
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口を吸い合ってからなにも記憶に残ってない。
が、母が息子を受け入れた時以後、
息子は母に挿入して受けた眼も眩む快感は、
鮮明に記憶に残った

母は息子の部屋を出ると夕食の仕度を始め、
夫が帰宅した後に家族で食事をして
順番に風呂に入った。

夫が寝入ったのを確認してから、幸子は
ベッドから起き上がり息子の部屋のドアを開け、
中に入りドアを閉めた。
その途端、夕暮れ前この部屋を出てからの記憶が消えてしまう。
それは息子もおなじようだった。
母子は、時間の感覚がなくなり
今出て行って、すぐに戻って来たように思えた。
ベッドの中で母親の豊満な肢体を抱き締めながら、
三時間ほど前の出来事を遠い昔のことのように感じた。
あまりにぼんやりとした記憶なので、
ついさっきのことをとても現実とは思えない。
母の濡れた舌を強引にしゃぶってみても、
夢のような甘さはない。
確か最初の時は母の舌を吸っただけで
脳味噌が蕩けそうになったはずだった

20052

息子は腹這いになって母の股間に顔を寄せ、
熱心に観察をはじめた。
両手の指で陰唇を左右に広げて、
吸ってみたり、舐めてみたりしている。
匂いも味もなにもない。
舌先を膣に入れてみたり、中指をそっと射れてみたりした。
ここへ確かに勃起したペニスを埋め込めたはずだった。
その上、この肉穴の奥の奥で精液を抽入できたはずだが、
その記憶はまだ曖昧だった、
わずか三時間ほど前のことなのに。

母は恥ずかしい股間を息子の自由にさせながら、
ほの暗い天井を見つめていた。
どうして又ここへ来たのか考えようとしていた。
かつて、欲しいと思った
ささやかなものは、全て手に入れたような気がして、
今の生活になんの問題もないと自覚していた。
たまに泥酔した夫の暴力だって、
「どこの家庭にもあることだ。」
と思っていた。

それが・・・・・。

実の息子の胸の中で泣きじゃくったとき、
夫を愛していないことに気がついた
母の記憶はその先まで戻ってみて、
そもそも愛する以前に夫にも恋をしなかった。
恋心とはどんなものかいまだに知らない。
果たしてこの実の息子に恋したのだろうか。
それはまるで、慎重に隠された心の落し穴だった。
実の息子に体を許してしまったことの罰だ。
罰は母の記憶から、女としての恋心というものを
消し去ってしまった

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ぼんやりとなっているようでいて、
そんな母の思考の彩は肉体を変化させていた。
はっきりと意識しまいとすると、
失っていた“オンナ”が目覚めた。
突然に脳裏を薄い膜が覆ってしまった。
膜のようなもので覆われた瞬間に記憶が
裏返しになっていた。
三時間ほど前、息子の勃起に手を添えて、
受け入れた。
その記憶だけが頭の中を満たしてしまった

母の陰唇に口を付けていた息子は、
おもわずそこから顔を放した。
母の秘奥から淫臭が噴き出てきた。
ギョッとして母の陰部を凝視した。
全体が変形していて驚いた。
ヒラヒラしていた左右の陰唇は消えてしまい、
そこは平らな肉の溝だけになっている。
その肉溝の先に、小指の先ほどの突起が
飛び出していた。
彼女が発情をはじめたことが本能的にわかった。
破裂しそうなペニスを母の腰に射し込んだ瞬間、
押し返す力と引き込まれそうな力を、
同時に受けた。

まるで長いペニスを分断しようとしてるようだ。
膣肉の厚い壁を突き破って、
ありったけの精液を注ぎ込むことが、
生死より重大な使命だと。
それこそ、止まらぬ早さで腰を動かしていた。
息子が性器の意志に支配されたように、
母の下半身も感覚と意志を消してしまい、
全ての熱を女芯に束ねた
お互いの硬い恥骨が砕けるほどぶつかる。
脳内で火花が散る。
それは暗いはずの部屋を明るく照らしだすほどに明るいものだ。
母と子は、硬く両眼を閉じてもあるいは
大きく両目を見開いても、
お互いに飛び散る花火しか
眼に映らなくなっていた。



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