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龍神温泉-運命のいたずら

母と息子の縁とは
不思議なものだと
申しますが、
今回
ご紹介致しますお話は
小さい時分に
生き別れた母と子が、
それと知らず
契りを結び
当然のことながら
二人の間には・・・。
(^^)

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血の繋がりがお互いを
呼び寄せるのか、
母は
生き別れた我が子と
感づいていたようで
しかし、敢えて明かさず
息子は実の母と知らず
歳が離れた彼女として愛し
契りを重ねるうちに
母の胎内には命が宿り、
そして母は我が子の
子供を産むことと
愛人である実の息子との
別れを決心します。
この母子の行く末は・・・。
はてさて
(回想録形式にしますた)
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私は46歳。
奈良県と大阪の境の街で
一人息子と母子家庭しています。
15年ほど前。
夫が事故でこの世を去り、
当時、息子がいたんですけど
事情があって施設に預け
ガムシャラに働きました。
彼を忘れたことは
もちろんありません。
でも事情が許して
くれませんでした。
彼は一番母の恋しい時分の
3歳で、ある夫婦の所へ
里子に行くしか
ありませんでした・・・。
そのショックから
ようやく立ち直った頃、
縁あって二度目の結婚。
男のコを授かって
育ててきました。
でもその幸せも
永くは続きませんでした。
その子が10歳になる頃
台風で付近を流れる
大○川と言う河が
氾濫して全て流されて
その時に夫が
死んでしまい・・・。
「なんて不幸なんだろう」
途方に暮れた私は
ホテルへ出張し
性行為する形態の
大阪の熟女風俗店へと。

最初の夫との間にできた
息子は23歳になります。
大学を1年前に卒業して
新聞の株式欄に載るような
会社に就職できたと
風の便りに、聞きました。

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もう、かなり前になるけど
田舎から都会へ出てきて
この大都会には
北と南に繁華街があった。
幸いなことに
すぐ、新聞の経済欄にのっている
一部上場企業のサービスマンとして
就職できた。
でも拘束時間が
一当務13時間。
交代制で2勤務明休、
3勤務非番公休
という変則勤務。
ストレスもたまる。
で、はまったのが、
熟女風俗
繁華街のホテルに女性をよんで
性処理するのが
唯一のストレス解消法だった。
いつも同じ店を利用していた。
その内、馴染みもできたりして・・・。
当時自分は、23歳。
で、お相手はというと
40半ばくらいの
お気に入りの熟女が
一人できて
遊びで割り切るつもりが
惚れてしまい、あるとき
プレイした後
「本気になった。」
「付き合ってくれ。」
と申し込んだ。
「もしよければ河岸を変えて」
「俺のオンナとしてお前を抱きたい」
身体を売って報酬を
得ている女性だし
いなされるのが
オチだろうと
思っていた。
あにはからんや
「ええよ。」
「あんたの」
「オンナになってあげる。」
「ただ」
私には高校生の子がいる。」
「それに・・・。」
「生き別れた息子も。」
「だから」
「それでもよければ。」
とOKしてくれた。
彼女は事情があって
もちろんお金がらみだが
この熟女風俗に足を踏み入れ
初めての客と言うのが
俺だった。
その風俗店で
常連になっていたし、
オーナーと言うのが
元々素人らしく
靴下とかちょっとした
ものをプレゼント
してくれるような店
だった。
店にしたら俺なら・・・
と思って彼女をつけて
くれたんだろう
もちろん彼女にとって
俺が初めての客・・・
と信じたいけど
(^▽^)

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初めてのお客は
幼さのまだ残る
しかし、はっきりモノをいう
若い会社員風の男性でした。
歯の治療をしていたせいか
少し口臭がするって
指摘したり。
でもとても優しく扱って
くれたんです。
そう、例えば息子が母に
いうような・・・。

お店は気の強いママと
おとなしいマスターの
夫婦で営んでいるお店。

お遊びの時間は
2時間単位なんですけど
その若い男性は何でも
常連さんだそうで
いつも4時間遊んで行く
そうです。
ママが
「初めてで不安だろうけど」
「このお客さんなら優しいし」
「気に入ってもらえたらいいね。」
と言って送り出して
くれました。
そして、
この若い客と私が
血の縁という
運命に弄ばれる事に
なろうとは。

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交際を申し込んだ彼女、
ダンナとは死に別れたそうだが
俺とのプレイが
13年ぶりのエッチ、
フェラも
少しぎこちなかったし
歯の治療をしていたのか
口臭が少し。
そのことをいうと
素直に一生懸命
歯磨きをする。
アソコは子供を
産んだとは
思えない程
具合がいい。
貧乳だし乳首も小さい。
でも一生懸命奉仕してくれる。
その後、
数回彼女と遊んだけど
ひとまわり以上
歳下の俺のいうことを
素直に聞く。
そんなところに
惚れてしまった。

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初めてのお客。

そして一ヶ月後。
私を指名してくれた。
彼に関しては
仕事と言う感覚ではなく
歳上のオンナと若い男との
情事と言う感じだったから
十数年ぶりのエッチでも
アソコは濡れそぼり
本気モード。
そして彼から
「オンナになってくれ」
と言われた。
仕事中?に
睦言でそう言われては
いましたけど・・・
誠実さに押され
また、風俗嬢である私なのに。
普通は適当にあしらうん
でしょうけど。
不思議と他人と言う
気がしなかったから。
「事情を含んでくれるなら。」
と条件付きながら
彼を受け入れることに。

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ある日の午後。

「温泉行かないか?」
「美人の湯、和歌山の龍神温泉。」
彼から電話がありました。
「うん、行く」
否応なく承諾。
(白浜と言わないところは
さすがだな。)
変な所に感心した私でした。
高野山から
スカイラインをとおり
紀州の秘境、龍神温泉へ。
そして宿につくと
川沿いにある露天風呂へ。
若い彼、我慢できないのか
「挨拶」
というと腿の付け根にある
肉キノコと肉クルミを
私の顔の前に突き出すんです。
勿論、お口で。

この時点では
疑ってはいたものの
彼が初めの夫との
我が子だと気付く由も
ありませんでした。


そして、数ヶ月後。
逢瀬を何回も楽しみ
何度目かのとき。
我が子と気付く羽目に。
本人も気付かない所に
黒子があるんですけど
その黒子こそ。
初めの夫との子という
証でした。
己がお腹を痛めた息子。
その後2回ほど彼からの
誘い。
体調不良だと・・・
実際のところ、
彼の子供を
妊娠していました。
とにかく、そう言うと
なんと60kmは離れた彼の
兵庫にある自宅から
ひょっこり来たんです。
彼の顔を見たとき、
実の子であることは永遠に
封印してしまおうと
決めました。
そして彼と別れることに
しました。
下の息子=父親違いの
彼の弟=高校生。
に妊娠したのを感づかれ
ましたし。
勿論、お腹の子供は産もうと
思います。
だって・・・


結局その熟女とは自然に
消滅した。
あるとき、2度ほど誘いを
断ってきたんで
事情を聞くと
「体調が優れない。」
と言う。
彼女の所まで高速を飛ばして
会いにいったんだ。
若かったせいもあるけど
妊娠ということに
気付かなかった。
一応問い詰めたんだが頑として
否定するから・・・。

あれから10年近く経つ。
先日、母が亡くなった。
母と父は里親だということを
言い残して。
だとすると、
あの女(ひと)は俺の実の母
だったのかもしれないと思える
ようになった。
そうじゃないと
身体を合わせているとき
に感じる得も言えぬ
温かさが説明できない。
今生きていれば60歳。
俺も彼女の年齢になり
娘と息子のを持つ身になって
いまさらながら
感謝する毎日です。
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