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伏流水-呪ひ火‐

小春日和の午後。
水車小屋で交わる母と息子。
その妖しい息遣いも水車の回る音が
掻き消し
水底に沈んでいる。

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母親の妙は唾液で滑(ぬめ)った唇で
息子 徳 の
張り切ったカリ首をズボッズボと摩擦し
刺激している。 
急激に昂まる徳が悲鳴を上げるが、
妙は濃厚な愛撫を やめようとしない。
たちまち、大きな快感の津波が襲いかかり 
その荒波に飲み込まれてしまう 徳
二度目とも思えない多量の樹液が勢いよく立て続けに
妙の喉の奥に向かって飛び散る。
妙は咳き込まないように落ち着いて受け止め、
むしろ)の上で
妙の夫 徳蔵
ありました
嫁の妙が間男している現場を見つけてしまった
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