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2011_11_26産経新聞主張「羽毛田宮内庁々官発言「女性宮家創設

はっきりいって 不毛なのだが

羽毛田 信吾、宮内庁長官が野田内閣総理大臣に対し

「現在、皇室の皇位継承については皇室典範の規定により

男系の男子のみ」とされているが現状を鑑みるに、」

「安定的な皇位継承という観点からは

甚だ、心許ない、

『付いては女性宮家の創設も視野に入れた典範改正の議論をお願いしたい。」

と要請した件について


(^_^メ) ピクピク
う( ̄○ ̄)る( ̄◇ ̄)さ( ̄0 ̄)い( ̄△ ̄)ハゲ


と想ったかどうか、

2011年11月26日の
産経新聞は酷かった。

産経抄 氏は、
徳川 家宣のブレーンであった

新井 白石、折りたく芝の木(桑原武雄 訳)
を引用して白石と家宣の決断

つまり

「御三家のように、宮家の創設=血のスペア=をなし、今上陛下はその増やされた閑院宮系

であるから、先見の明があった。」

と持ち上げている。

「占領下に臣籍降下させられた、旧皇族の復帰をするのがスジ」

とした上で

「当面は悠仁親王殿下までは、心配しないでよい。」

「悠仁親王殿下に帝王学をしっかりと学んでいただくようにすべき」

と宣う。

しかし考えてみて欲しい。

敬宮愛子内親王殿下にしても悠仁親王殿下の姉、

二人の内親王殿下にしても悠仁殿下が成人する頃

成人、或いは結婚しているはずだ。

(東宮=嗣子に限るが)

皇室の成人年齢は皇室典範で18歳とされている

内親王や親王を除いて


そして皇室を離れ一般人になっているのだ。

今上陛下の従兄弟や兄弟の子供にあたる

女王(にょおう、じょおう)殿下は全て20歳以上で適齢期である。

今、議論しなければあの広大な皇居に

悠仁親王殿下一人になってしまうのだ。

そしてそれは必ず来る。

産経抄 氏は何と愚かなのだろう。

もう一つ。

「旧皇族が復帰するのがスジ」

だと言う。

なるほどだと思う。
なるほどと思う

しかし。

【皇族になる】〓「国民としての権利がなくなる」

だから該当する旧皇族男子は一人を除いて「No]

だとはっきり意思表示しているそうだ。

その一人とは・・・

皇族になりたいと明言こそしないが

明治天皇の玄孫と公言している

大学職員の

「竹田 恒泰」 氏。

だが。

ここで、おかしなことがある。

竹田 恒泰 氏の家系は

明治時代に断絶する運命だった旧宮家

明治大帝が特別に思し召しされ、「5代限り」という条件で

皇族とされたのであってGHQとはなんの関係もない。

先の産経抄 氏の意見であればGHQに廃された旧皇族ではない。

竹田宮家は竹田 恒泰 氏の代で強制的に皇籍離脱し

臣籍降下している。

また産経抄 氏らの言う元皇族というのは、なんと二十数代前

今から600年前に分家した家系である。

ここら辺りの経緯は

小林 よいのり

「新天皇論」に詳しい。

惨殺されるときに被害者が

「この恨み忘れてなりょうか、七生祟ってくれようぞ」

と、言う呪いの台詞があるがその意味というのが、

こうだ。

計算すると面白いことに

犯人の7代目までは実行犯の血が濃いが8代目になると殆ど関係が

無い。

継体天皇でさえ応神天皇5世の孫=7代目で血縁というのは

ここらが限度だろう。

20数代離れている人を皇族にできるのか?

「必ずいらっしゃる?」

と言っても今まで平民といてそれなりの人間関係を築き、

一般人として生きてきた人間の尊厳を踏みにじる行為だ。

そんな事にさえ気付かないのか?

不敬も甚だしい。

本来当代たる陛下とそのご子息=皇太子と親王決めるべき類の話で

平民たる自分たちでいえば「他家の相続にその家の継承者が口出し

できず赤の他人が継承者をおしつけている。

それがこの件の一番の要点であろう。


河童は其処に【怒って】いる。

故に

女性宮家の創設こそ喫緊の課題」

なのである。

現行憲法上、天皇自ら意思表示することは出来ないから

陛下の考えを羽毛田長官の口を通じ表明しているのではないのか?

サヨもそうだがこと天皇論に限っては保守派やウヨも

思考停止する傾向にあるようだ。

そして主張欄の言説もおかしい。

判断のわかれるところだが

皇統というのは確かに男系相続で、過去10代8人の女帝がいた。

神功皇后を天皇とする説もあるが、ここではオイトイテ\(^^\)

そのうち2人が重祚しかつ、そのうちの一人が娘に譲位している。

父親も母親も男系の場合

女系の定義からしたらこれって女系?それとも男系

どっちなんだろ?????


つまり男系女子の天皇がいて男系の皇位継承下位皇族の子を

産んだとしても男系女系の判別定義からすれば

これって女系ではないだろうか?
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